この日、キュリー研究所所員による演奏会に出演した。キュリー財団が運営するキュリー研は基礎研究所とキュリー病院からなり、どちらもキュリー研究所(Institut Curie)と呼ぶ。演奏会には双方からの参加者が混じってい […]
1時間単位で人と会い、怒涛のスケジュールで過ぎ去った1週間の一時帰国から、パリに戻り、ベルビルの自宅についたのは朝6時半だった。 この日は午前中仮眠をとり、午後からキュリー研に出勤した。研究所で慌ただしく働いたその晩 […]
それぞれの季節、それぞれの表情を見せてくれるキュリー研の中庭。常に庭師による手入れがいき届いていて、キュリー夫人の時代から少しも変わっていない。テラスから柵に手をかけて、キュリー夫人がよく中庭をぼーっとみていたそうである […]
パリ郊外のサンリス(Senlis)を訪れた。前回訪れてから約3年が経っていた(2006年6月17日の項参照)。前回訪問時には、時間に遅れてシフラ一家のお墓参りができなくて心残りだったのが、今回実現した。今回は時間に余裕を […]
一ヶ月近く、ひたすら実験をしていたので、休養もかねて週末イタリアのピサに行ってきた。ちょうどその頃、キュリー研の研究室に、ピサ大学の学生がインターン生として来ていたので、とても身近に感じていた。ピサと言えば、なんといっ […]
日本人と台湾人が中心の芸術家集団で、ソー公園で花見を楽しんだ。公園の近くにはキュリー家のご自宅があり、確かジョリオ=ランジュバン先生(キュリー夫人女系3代目)がまだお住まいだったようなお話を、ふと思い出した。 花見とは […]
パリ北駅で同僚達と待ち合わせて、パリ郊外トゥルナン=アン=ブリ(Tournan en Brie)にある、北アフリカ出身の同僚のご自宅でクスクス(北アフリカ先住民ベルベル人の伝統料理)パーティーに参加した。研究室のメンバ […]
東大時代にお世話になった先生方や元同僚達が、日本のみならずフランス各地からセミナーのため大挙してパリにいらした。会場はCNRS(国立科学研究機構)の大会議室(Auditorium)。元同僚達の研究の進展状況が伺えて大変懐 […]